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国立成育医療研究センター 妊婦と薬情報 催奇性は自然でも約3%薬は約1%という集計もあり、 犯人探しで薬剤が悪物にされやすく、 報道は事実より人目を引く事が優先される。 膨大な数の薬の中頻度的には薬による事故はかなり低い 流産は遺伝子異常による自然淘汰と言われている。
個人的には感情的な思い込みによる精神的要因の方が強く作用すると思う。
凡人はこんな位でうやむやにする。
村島先生の素晴らしいところは裏付け踏まえエビデンスをとり 必要な薬は必要と自信を持ってはっきりおっしゃる。
簡単に御紹介 NK以外であれば、概ね抗生剤は問題が無い、 カロナール、抗アレルギー剤は危険は少ない。 点鼻、点眼、ス剤の吸入は安全が高い。 添付文書はリスク回避行動なので概ねうやむやしてる。 授乳もdose下がる事を理由に中断するメリットは少ない。 うやむやにして皆が避けたがる分野に立ち上がり 母体を守ろうとする村島先生の情熱が伝わってくる講演だ。 こういう方が女医の中の女医実にかっこよい、と感心。 薬を飲む事を敢えて勧めないが必要以上に過敏になってもいい事は無い。
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耳学 人が集まれば問題はおき、 人が起こした問題は人が解決出来、 組織はその繰り返しで成長する、
のだそうだ。
人や歴史もそうして学んだはず、と思うが、
余り進歩がないのは(自分だけかもしれないが)、、
安易に走る人々を憂えた自然の力が横に
揺り動かしてるだけなのかもと、、